【怒り日記】 ~いつも静かに笑っている。そんな人になりたい~

生活

怒りはない方がいい。怒りがなくても生きていける。実は怒りのない生活の方が幸せではないのか?

怒りは何かを行動する原動力になるという。
しかし、私は前々から怒ることがなく、いつも笑顔でいれる方が自分も周りの人も幸せなんじゃないかと思っている。
私はすぐに怒ってしまう。
年を重ねるごとに怒る機会は減っているが、
しかし、ふとした瞬間に激怒することがたまにある。
なぜなんだろう?
自分なりに分析してみると、自分の中に「こうあるべき」「なぜこうしてくれないの?」という相手に対しての期待する発言や行動があるような気がする。
人はそれぞれ違った価値観を持っているので、感じ方や物事の優先度は違っている。
頭の中では、それぞれの価値観を尊重したいと思っているのに、相手に期待してしまっている。
その期待と違うことが起こってしまうと、怒ってしまう。
これが自分が怒る原因ではないかと私は思っている。
エゴですね。
自分と人は違った価値観を持っているのは当たり前。
なぜ自分の価値観を押し付けるのか?
私は、怒るということをやめようと思う。
だから、もしも怒ってしまったら、どんな状況で、なぜ怒ってしまったのかをここに書いていこうと思う。
この怒り日記は自分への戒めです。
いつか仏のような笑顔で全ての人を包み込めるようなそんな人を目指して!

2022/04/19 車の運転をしていて激怒

今日は九州に叔父のお葬式にレンタカーを借りて行った。

車のナビが古くグーグルナビに比べると変な道を案内するので、助手席の甥にナビをしてもらいながら帰りの福岡空港に向かっていたが道を間違えて畑道に入ってしまった。

細い道を進んでいくと前には軽トラが停まっていて前に行くことができない。

しょうがなくバックして引き返そうとするが道の狭さと距離の長さで苦戦していると、姉の「もっと右」「あぶない!」「大丈夫なの?」という叫び。

「うるせーー!!」

思わず怒鳴ってしまった。

車が嫌いな俺にこんな狭い道を通そうとして、挙句の果てに言いたい放題。

自分の気持ちに余裕がなくなるとダメですね。

しばらく怒ってなかったのに。

いつになったらいつも静かに笑っていられるのか。。

2021/12/27 両親の夫婦げんかに激怒

姉から久しぶりに連絡があった。
最近、父親の行動がおかしく、ボケが始まっているのではないかと言う。
自分が食後に飲む薬をすぐに忘れる。
服装がいままでと違ってだらしない格好になった。
言ったことをすぐに忘れる。
病院に行っても自分の状況をうまく説明できない。
やる気がなくて、新しいことに挑戦しない。
だから、ボケ防止のためにタブレットを購入してゲームをやらせてはどうかと言う。
以前から麻雀ゲームは好きだったので、ゲームなら頭の運動にもなるし、少しはやる気になるのではないかと姉は言う。
この時も私は少し違和感があった。
あまりにも父親をボケ老人扱いしすぎてはいないか。
81歳なら物忘れやこのぐらいのことは年相応なのではないか。
しかし、父親が以前と比べて元気がないのは私も感じていたので、タブレットを購入して、麻雀や将棋、囲碁、ナンプレと父親が好きそうなゲームをセットアップして、年末に持って行こうっと思っていた。
12月29日から休みが取れたので、12月30日の夜から1月1日の夜まで実家に帰ることにしよう。
実家に電話すると父親が電話に出た。
12月30日の夜から1月1日の夜まで実家に帰ることを伝えると父親は忘れるといけないからメモを取るという。
自分でも忘れっぽくなっていることを気にしているんだなと思い、私も電話が終わったら、メールで父親と母親にメールでも連絡しておこうと思った。
これがいけなかった。
いつもと違うことをするとよくない。
このメールの中で、私は12月29日の夜から1月1日の夜まで実家に帰ると書いてしまったのだ。
しばらくすると父親から、「お前は年末はいつ帰ってくるんだ?」と電話があった。
「お母さんにお前が30日の夜から帰ってくると伝えると、メールには29日と書いてあるよ。お父さんが聞き間違ったんじゃないの?と馬鹿にされた。」と言う。
「ごめんね。メールが間違っているわ。帰るのは30日の夜で。お父さんが言っていることが正しいよ。」と伝えて電話を切った。
そして、しばらくすると怒り口調の母親から電話があった。
「あんた、お父さんに説明する時にはちゃんと筋道立てて説明しないと、お父さんは何も分かっていないから、こっちが夫婦げんかになるじゃないの」
カッチーン
父親にはちゃんとメールが間違っていたことを説明した。
父親の言っていることは一切間違っていなかった。
むしろ母親の方が父親の言うことを信用せずに、ボケ老人扱いしたのだろう。
確かに自分がメールで日付を間違ってしまったのが根本的な原因だが、いつも一言多い母親がいつものように「あなたは日付もちゃんと覚えられないの?」とでも言ったのだろう。
それに怒った父親が、事実を確認するために私に電話を掛けてきたのだろう。
久しぶりに声を荒げるほど母親に怒った。
母親も姉も父親のことをボケていると決めつけ過ぎている。
父親はいたって正しい行動をしていたし、むしろけんかして腹が立っているのに私に冷静に「いつ帰ってくるんだ?」と聞いた。
自分でも記憶力が落ちて来たり、体力が落ちてきて、今までのようにいかなくなっていることを実感していてショックを受けている父親の気持ちが分かるので、無性に二人の父への扱いが腹立たしかった。
しかし、声を荒げるほど怒る必要はなかった。
もっと、優しく諭すことが出来たはずだ。
そもそもは自分がメールの日付を間違っていなければこんなことは起こらなかった。
怒りの感情が出た時には深呼吸しろとよく言うけど、深呼吸している間もなく怒ってしまう。
自分はいつもお正月に帰らないのに、父親の為にタブレットを購入してセットアップして、父親のことを考えて実家に帰っているのに、なんで自分が怒られなければいけないんだという気持ちもあったのだろう。
それは驕りだ。
自分がやってやっていると思っているのだろう。
もっと人に自然に優しくなれる人になりたい。
怒鳴ることをもう二度とやめよう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました