【恐怖体験】稲川淳二の怪談ナイトの見どころ~今年もあいつがやってくる・・・

生活

夏といえば怪談話!

子供のころ、夏といえばテレビ番組で「あなたの知らない世界」とか、稲川淳二さんの怪談話がよく行われていた。
怪談話を聞いて夜一人で暗い場所に行ったり、お風呂で髪の毛を洗うのに目をつぶることすら恐怖していたのを今でも覚えています。
最近のテレビ番組では心霊スポット巡りや怪談話って減りましたね。
急に稲川淳二さんの怪談話を聞きたくなってネットで調べたら、ちょうど「稲川淳二の怪談ナイト2021」のチケット発売日ですぐに購入してみた。
すげーーー楽しみ!

舞台装置がシンプルなのにリアル

会場に入ると舞台には古い木の根っこのような物とベンチが置かれていて、ごくごくシンプルな感じだった。
怪演時間になると会場が暗くなるって来ると、舞台から森が浮かび上がってきて、その真ん中にポツリとベンチがある感じなって、稲川淳二さんが提灯を持って現れてくる。
おーーーーーーー
テレビで見ていた稲川淳二さんのままだ。
嵐の中の森の中で、雷の音と稲光の演出で緊張感が増してくる。
それに反して、稲川淳二さんは本当にいいお爺ちゃんといった感じww
少し世間話をしてから、怪談話が始まる。
もう、稲川淳二さんも74歳で30年近く怪談話をやってるんですね。
凄いわ。
1時間半ぐらいして小休止の時に会場が明るくなったので舞台を見てみると、
あの森の舞台がないんですよ。
よーーーーく見てみると、
後ろの垂れ幕に森のような印刷がされているだけ。
凄くないですか。
あの印刷した幕に光を当てると、あんなにもリアルな森が浮かび上がってくるとは。。
舞台装置の技術って上がってるんですね。
それに、公演中に遅れてきた人をスタッフが提灯を持って暗い会場を案内してくれるんですけど、
あの提灯をツアーグッズで販売すればいいのに。
毎年の提灯を集める楽しみも増えていいですよね。

稲川淳二さんの怪談話は名人芸

世間話から怪談話への入りは、ほんと落語の枕のようだった。
自然な流れで怪談話に入り、稲川淳二さんの話の中の擬音は凄くリアルで、
歩く下駄の音、船の汽笛の音はマイクを通して聴くと本当にそこにその情景が浮かんでくるようだった。
さすが稲川さんだな。
どんどんと稲川さんの話にのめり込んでいった。

稲川さんはいいおじいちゃんww

途中から心霊写真のコーナーになるのですが、
その中に毎年見せてる写真があるらしく、この写真を初めて見る人は手を挙げてくださいと言う淳二さんの言葉に手を挙げる人は数人。
この会場に来ているほとんどの人はリピーターなんですね。
若い人からお年寄りまで、男女、夫婦、カップル、一人で来てる人。
様々な人が来ていたけど、みんな稲川淳二さんのファンなんだろうね。
私も今回、怪談ナイトに来て見て、稲川淳二さんの人の好さがすごく伝わってきて、
怖い話を聞いたら、夜お風呂に入る時に大丈夫かなって心配してましたが、
全然、大丈夫。
怖いというよりも温かい気持ちになりました。
恐らくみんな毎年、稲川淳二さんに会いに来てるんですね。
怪談話を聞きながら、稲川淳二さんの元気な姿を確認しに来てるんですね。
それに稲川淳二さんもファンのみんなの元気な姿を確認するために全国を回っているんですね。
最初と最後の挨拶で稲川淳二さんが会場に向かって手を振るんですが、
本当に全員に手を振ってるんですよ。
端の列から順番にその人の顔を見ながら手を振ってるんですよ。
私も最後には手を振って、また元気で会いましょうねっていう気持ちになりました。
本当によかった。
幸せな気持ちになりました。
怪談話を聞いて、こんな幸せな気分になるとは思わなかった。
行ったことない人は絶対に行ってみた方がいいですよ。
また来年も会いましょう!

稲川淳二の怪談ナイト オフィシャルサイト
怒涛の31年連続公演を迎える「稲川淳二の怪談ナイト」オフィシャルサイト。もはや夏の風物詩となった「稲川怪談ライブ」の全公演日程やツアーグッズの情報、スタッフのブログなどをお届けします。

怪談会の新たな世界!

2021年9月7日放送のセブンルールで、人気怪談師の深津さくらさんが特集されていた。
小さい頃は不登校で今の旦那さんと知り合って怪談会に誘われたのが怪談にハマったキッカケだったらしい。
他の怪談師とは違い、過剰な擬音は使わずに聞いた話を忠実に伝えていく。
話す怪談も色々な人への取材から仕入れたもので、でも、取材と言っても深津さんはどこに行っても会った人に「何か不思議な体験をされたことありますか?」と聞く。
怖い話ありますか?ではなく、不思議な体験ありますか?と言うことにより、多くの人が色々な話をしてくれる。
恐怖体験からペットとの心温まる話。
その取材を基に話している。
深津さんの怪談会では自分が一方的に話すのではなく、会場に来た人にも「何か不思議な体験をされたことありますか?」と聞く。
そしてその人にも話してもらう。
初めは、ぎこちないが話した人も話し終わった時には穏やかな顔になっていて、また、聞いていた他の人達も心温かな気持ちになる。
不思議な感じがした。
怪談会は怖さを味わいに行くものと思っていたのに、深津さんの怪談会は聞きに来た人が一帯になって温かい気持ちになって帰る会だった。
まさにこれは稲川淳二さんの怪談会で感じたことと同じだった。
さすが稲川淳二さんの遺伝子が受け継がれてますね。
稲川淳二さんが12年開催している怪談グランプリの成果が出てきてるのかなと思った。
少しずつ次の世代の怪談師が育って来てるんですね。
怪談話というと今はダントツ稲川淳二さんの名前が一番に上がりますが、これから少しずつ若手の名前が上がってくるといいですね。
私も今度、怪談会に参加したいなと思いました。

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